ムチのようにしなった効果的なフリッカージャブの打ち方を解説します。
こちらは基本のジャブを出来ることが前提になりますので、まだジャhttps://glife3.com/boxing-jab-punch/ブの打ち方をマスターしていない人はこちらから学びましょう。
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ジャブが当たらないと、他の決め手のパンチも当たらないですから。
基本のジャブの技術を圧倒的に上げましょう。
目次
フリッカージャブとは?
構えがオーソドックスの場合、左手を通常のガードポジションから下した状態で、ざっくり45度くらいの角度で相手のアゴを打つジャブの種類です。
メイウェザーやトーマスハンズが左ガードを下したスタイルで多用して有名です。
フリッカージャブの効果は?
ボクシングでは、相手の意表を突く攻撃は効果的でフェイントやカウンターパンチ入れたりよくしますね。
例えば
「ボディ打つと見せかけ、顔を打つ」
「相手の左ジャブに対して、右オーバーハンドを決める」
などです。
普通に、相手の動きを観察しないで打ちたいパンチを打っていても当たりません。
逆に動きがワンパターンである場合、相手にその隙を突かれやられてしまいます。
話は脱線しましたが、通常のジャブを基本として戦いを組み立てながらその中でフリッカージャブを入れることが効果的です。
いきなり変化のあるパンチを打たれると相手は警戒します。
心理的にも影響を与えることができます。
逆にフリッカージャブばかり打っていると相手も慣れてきて対応しやすくなるでしょう。
僕の体験談ですが、相手はガードが固くてジャブはしっかりパリングされていて、やりにくいなと思っていたので、フリッカーを軽く下から打ちました。
そうすると、アゴにヒットし、相手は見えてなかったらしく、アゴが上に上がりました。
死角からもらったのですね。一番効くパンチです。
それからは警戒して、フリッカーは当たらなくなりましたが、相手の意識は普通のジャブ、
フリッカージャブどちらも警戒する必要があるため、ちょっとやりにくくなっているはずです。
このようにたまに変則的パンチを入れたら効果的という体験談でした。
フリッカージャブの打ち方
基本相手のパンチが届かない距離で
このフリッカージャブは左手のガードが下がるため、リスクは上がります。
そのため、長身で相手との距離を取りやすい、またはディフェンス能力に自信がある人に向いているパンチですね。
そして打つときは、半歩距離をつめて打ちましょう。
L字ガード、下げた左手を相手のアゴに
ディフェンスがL字ガード、左手を下げた状態でしかフリッカージャブは打てません。
高いガードから打つジャブは、普通のジャブですから。
自分の腹付近の高さにある左手を相手のアゴにめがけて、脱力して鋭く打ちましょう。
打つときは、手打ちの打ち方もありますが、肩を入れた打ち方はダメージも与えられて効果的です。
肩の使い方は本当に大事ですね。
ムチのように脱力して下から腕をしならして相手の顔面のヒット時には拳を握りましょう。
ナックルはちょうど下から上に打つので、縦拳のようになりますね。(親指が下になります。自分の体からして内旋の動きなので、ジャブ、ストレートと同じナックルの回し方ですね。)
L字ガード、左手を下げたディフェンスにもメリットがあることを解説
L字ガードはアゴを肩で守ったりできますよね。それ以外にも
攻撃の威力を逃がしやすいメリットがあります。相手のパンチを受けながすことですね。
よく山中慎介選手も、ガードが低くて不安でしたが、相手のパンチを殺すことが上手でしたね。
構的にも逃がしやすいが、これは上級者向けです。
中級者にもメリットといえば、左手が下がっている分視界が広く相手のパンチを見やすいことですね。
左手が前にあると、相手のストレート系の攻撃はガードしやすいですが、右オーバーハンドなど、外側から飛んで来たら、気づくのに時間がかかったりしますから。
相手の攻撃スタイルによってこちらのガードスタイルも変えてみてはグッドかもしれませんね。
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