こんばんは、もときです。
ボクサーによくある拳を痛めて、練習ができなくなったり、サンドバックにパンチが
思い切り打てなくなり困ったなという人の解決するために記事を書きました。
「サンドバック打つのが怖い」
「手首に違和感がある」
「バンテージの巻き方悪いのかな」
などの悩みをもっている人向けに拳を痛める原因と対策を解説したいと思います。
何回も同じところを痛めると、外傷だけでなくメンタルにも影響がでてせっかくボクシング上
手くなりたいと思っていても出来なくて最終的にやめてしまうことにならないようにしたいで
すね。
僕の自己紹介は、ボクシング歴は13年。プロボクシングライセンスの取得実績あり。
拳を痛めていたのは初心者の頃が一番多かったです。
打ち方、バンテージの巻き方を工夫するだけで断然ケガ率が減少します。
拳を痛める原因は?
・ボクシング初心者で拳を痛める原因で多いのが、サンドバックを思いっきり打って痛めると
いう理由がダントツに多いと思います。
初心者のうちは、練習メニューの全てを全力でパンチを打つことが普通だと思います。
シャドーボクシング、ミット、サンドバック、パンチングボールなどですね。
その中でもサンドバックは重量も重く、硬いのでそのまま拳に衝撃が伝わり、いろいろな原因
で痛めてしまいます。
ボクサー骨折 ハードパンチャーだけでなくボクシング初心者によく起こるので注意を!
ボクサー骨折について軽い関係記事です。
・ボクシングのパンチは、正確にナックルを返し的に当て、そのタイミングで握りインパクトを残しすぐに引き、もとのポジションに戻るという一連の動きです。
初心者では、パンチを引くことを意識せず当てて押し込むことや、的に当たっているときに握れていなくてインパクトのタイミングがずれているということも痛める原因であると思います。
次の理由は、バンテージを正確に巻けていないことも原因です。最初はトレーナーに巻いてもらったりしますが、その後自分で巻くようになるので間違って覚えたりして、バンテージの意味をなさないことも多々あると思います。
僕は1、2年ほど適当に巻いていて(ファッション的な 笑)よく拳を痛めていました。
右手首を痛めることが多かったです。ハードパンチャーと思ってました。けど全然スパーリングで効いてないなという矛盾がありました・・・理由は一目瞭然ですよね((+_+))
サンドバックでどのように痛めるか?
痛める場所は、手のナックル部分と手首、親指が大半です。
基本は、パンチを打つときナックルの平の部分をしっかり的に当てることです。しかし、初心者の頃は、ただ握った拳を的にしかも思いっきり打つと思います。
そして当たり所が悪い、的に対して角度が悪いと、ひとさし指だけに加重がかかったり、手首をぐねったりとしてしまいます。
そして、痛めたら「僕ってハードパンチャー」だなと勘違いすることがあります。
僕もその中の一人です。初心者で痛める原因はただ単にボクシングのパンチが打ててない理由が大きいですね。
ハードパンチャーで本当に拳を痛めて悩まされた選手は何人かいましたね。
現役選手で言えば、井上尚弥選手はプロデビュー当初、よく右拳を痛めていましたが、あれは本当にハードパンチャーなため痛めていたのです。
拳を痛めないように予防するためにはどうすればいいか
1.公式試合にも使用されている品質の高いバンテージを選ぶ
2.バンテージの巻き方を工夫
3.ナックルを正確に的に当てる練習を
4.パンチンググローブをワンサイズ大きいものへ変更
5.手首の対策は拳立て腕立てをトレーニングに取り入れる
上記僕流の予防策で、ケガの内容に安全にボクシングを楽しみましょう。
まずは「2.バンテージの巻き方を工夫」ですが、初心者の頃は正しい巻き方が分からない場合も多いので、ボクシングのトレーナーか、仲良くなって教えてくれそうな人に聞きましょう。
YouTubeなどでたくさんバンテージの巻き方動画があるので、いろいろ試してみて自分にあった巻き方で練習をしてみましょう。
動画でも上手く巻けていたら、今までと違う圧倒的固定感があれば成功です。
一般的なバンテージでも種類があります。
関連記事:
・伸縮タイプ
包帯みたいに伸び縮みする。フィット感があり巻きやすいが、個人的には強い衝撃には弱いような気がする。
・非伸縮タイプ
伸縮とは逆で巻きにくく、上手く巻けてないと全くつけている意味がなくなる危険がありますが、これをしっかり覚えておけば、強い衝撃にも拳が守ってくれる。
・グローブ式のバンテージ
バンテージは正直手入れが大変です。洗濯して、毎回巻いたりする手間がありますが、
これは、手袋にナックル部分に綿をつめてあり、簡単脱着可能です。
フィットネス目的で毎回バンテージをつける手間がめんどくさいという人向けの商品です。
しかし、他のもの比べて手首やナックルをしっかり固定できないためケガのリスクは他のものに比べて高いです。
最近はいろいろなタイプのものがありますが、本格的にボクシングをしたい人はやはり非伸縮タイプ、フィットネス目的なら、伸縮、グローブ式のバンテージがいいかなと思います。
次の「2.ナックルを正確に的に当てる練習を」は結論から言うと、パンチを打つときは常に行ってほしいです。
例えば、シャドーボクシングでパンチを打つとき、相手をイメージますよね。
そのときにパンチは相手のアゴにナックルの面が当たっているかも詳細にイメージします。
ミットうちも同様です。
サンドバックも同様ですが、僕のおすすめは、グローブをつけずにバンテージのみで、軽くサンドバックにナックルが当たっているかの確認を行うトレーニングです。
グローブをつけていると、厚いタイプの場合はしっかり当たっていると思い込んでても実際は当たっていないというケースがあります。
それをバンテージのみで確認すると、全然当てられていないやんとか、今人差し指の角しか当たってないやんと難しさを感じるはずです。
これを力を込めて打っていたらケガしてたな・・・とか分かれば、この練習の効果はあると思います。
また、その練習に慣れてきたら、距離感も変えてください。ナックルにぎるタイミングも当然変わってきますし、角度も変わってきます。
少し細かいですが、相手の身長も考慮し、相手が高身長であるなら高め、相手が低めであれば低めのサンドバックで打つ位置も変えて練習してみてください。
この練習により、相手のより急所を狙いやすくなります。
ボクシング初心者のスパーリングで、よくありがちなのが、相手の急所ではなくとりあえずどこでもいいから顔めがけて打てばいいみたいな感じですね。最初はそれでいいですが、慣れてきたら徐々に精度を上げて、急所(アゴ、テンプル)などを狙えるようにしましょう。
次の「3.パンチンググローブをワンサイズ大きいものへ変更」では、的にしっかりナックルを面に当ててるが、拳や手首を痛めたりする場合は、グローブ自体サイズを変えて綿の多いものに変更するとケガのリスクが下がります。
正直、メーカーによって綿の多さ、サイズ、フィット感など様々なため、実際にジムで試してみて自分に合ったものを選んでもらいたいです。
大阪の難波、心斎橋にも格闘技ショップがありますので、サンプルあるので実際に装着感を試すことができます。(ググればすぐでてきますよ)
最後に「4.手首の対策は拳立て腕立てをトレーニングに取り入れる」では、手首の筋力をつけて、衝撃に耐えるという方法です。
この部分の筋力少ないとやはり、ぐねりやすく手首をグキッといきやすくなります。
これは練習終わりに行うといいと思います。
他に挙げるとすれば練習前に手首のストレッチ、冬は念入りに行うと暖まってケガしにくいと思います。
以上が、拳を痛めないようにする僕なりの予防法です。
ケガすると、練習も制限されて、メンタル的にも悪い影響を与えてしまいます。
この記事を読んで、ケガしないように気をつけましょう。
拳を痛めてしまった場合の処置
痛さの具合で整形外科行くか、それほどでもない場合は冷やしたりシップを貼ったりして様子
見ましょう。
熱中症対策にも効果的な結構売れているアイシング商品を紹介いたします。
サイズもS~Lサイズありまして、ケガの箇所によって使い分けるといいです。
拳を痛めた場合はSサイズでピンポイントで冷やすのが効果的です。
またこれは、ハードトレーニングでひどい筋肉痛も冷やすこともできますので、用途が選べていいです。
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